小学3年生の頃、
友達と公園で”野良の子犬”を見つけました。
その子犬は親とはぐれてしまったのか、
お腹を空かして鳴いてるようでした。
何も持っていない自分達でしたが、
どうにかその子犬に
何かしてあげれないかと考えました。
そして思いついたのが、
名札に入れてあった”10円玉”でした。
友達のを合わせて20円。
そのお金で”うまい棒”を2本買いました。
美味しそうに嬉しそうに、
その”子犬”はうまい棒を食べていました。
その時の、
満足感というか、
充実感というか、
無力な自分達が、
“何かをすることができた”という、
喜び。
今でも覚えています。
あの頃の名札に入っている
「10円玉」は、
自分にとってただ名札に入っている
“銅の塊”でしかありませんでした。
その”塊”が
自分の中で”もの凄い価値”に変わった瞬間でした。
”どのように使うか”です。
全てそれに尽きます。
ただ持っていても、
何の意味も成しません。
どのように使うかです。
本日も素敵な1日を。