本日6月2日14時28分、

無事元気な男の子が生まれました。

新しい生命の誕生を実感しながら

まだ夢を見ているような感覚です。

昨日まで二人だった家族が、

今日から三人になりました。

昨日までお腹の中で息づいていた命が、

目の前で健やかに息をしていました。

神秘的な１日でした。

いまだにコロナの関係で、

旦那の立ち合いはお産の直前のみ。

奥さんは一人で

陣痛と戦ってくれました。

陣痛が強くなってきても子宮口が開かず、

一時は翌日までお産は延びるかもと言われていました。

辛い状態が続いていて体力をかなり奪われ、

逃げ場のない痛みをただ耐え忍んでくれました。

そして午後3時前、

無事元気な男の子を産んでくれました。

出産時に私にできたことは、

背中をさそることと、

出産後に写真を撮ることだけ。

男の無力さと、

女性の強さを実感した１日でした。

息子もこの世に生まれるため、

戦っていました。

生まれたては鬱血して紫色の肌でしたが、

しっかりと力強く産声をあげてくれました。

生まれてすぐに目を開け、

この世界をじっくりと見つめていました。

新しい生命の尊さ。

新しい生命の美しさ。

彼の前には”希望”しかありません。

でもそれは私たちのものではなく、

彼のもの。

どんな道に進んだとしても、

しっかりと自分で選んだ道を

しっかりと自分の足で

歩いていく大人になってほしいです。

人に優しく、

人を許すことができる、

大きな心を持った男になってほしいです。

改めて私の人生に輝きをくれる奥さんに、

心から有難うを伝えたいです。

ゆっくり休んでね。

そして退院したら

美味しいものをいっぱい食べに行こうね。

本日も素敵な１日を。